2015年3月9日月曜日

城北地区公民館連絡協議会第4回館長会議並びに公民館役職員研修会が開催さる

平成26年度が残すところ3週間となった昨日(3月8日)午前9時から、金沢都ホテル5階朱鷺の間において、平成26年度第4回館長会議が開催されました。

当番館旭日公民館林館長が議長を務められ、4議案について協議しました。
1.平成27年度市公連派遣理事2名選出について
  森本公民館長、馬場公民館長とする案を承認
2.平成27年度総会等について
  4月8日午後5時~6時とする
3.平成27年度事業計画について
  ①館長・主事・事務員の視察研修先について 総会までに4案の詳細行程を詰める
  ②子どもグラウンドゴルフ大会について
    来年度は継続実施するが、問題点を点検し次回以降の計画を再検討する
  ③事業収入について
    予算がひっ迫している事情から、負担金の取り扱いについて今後検討する
4.館長等の異動について
  館長・主事・事務員の退任・新任(予定)について報告があった
館長会議が終わり、続いて城北地区公民館役職員職員研修会が7階鳳凰の間で開催され、「限界集落からの脱却、ローマ法王献上までの道のり」をテーマとした講演会がありました。

講師は現在、羽咋市教育委員会文化財室長 課長であらせられる高野誠鮮氏。

氏は昭和59年「UFOでまちづくり」を誰にも相談することなく勝手に開始し、それがやがて公立宇宙科学博物館の建設に至り、羽咋市がUFOのまちとして全国に知られるようになった。
そして、羽咋市神子原地区が人口流出等で限界集落化した問題に着目され、悪戦苦闘の結果、限界集落株式会社を立ち上げ見事成功に至ったその過程が講演の内容でした。
「そんなこと出来るわけがない」、「やって見なければわからん」、「成功するまであきらめるな」
公務員の思考パターン
81名の聴衆者全員が時間を忘れ話に引き込まれた講演でした。
講師プロフィールからもわかるように、奇想天外な発想を現実に変える魔術師ともいえる人物でした。
講演の後、懇親会が開かれ12の公民館が1館1芸を披露することが義務づけされていて、それぞれの公民館が趣向をこらして披露しました。
懇親会
「花園めぐり」の唄と踊り
この懇親会に講師をされた高野氏が臨席されていたので、酌に赴き話を聞くことができました。
「NHKで限界集落株式会社という番組を放映していましたが・・・」
「私の方にNHKから株式会社設立構想について住民に説明した時の状況を聞かれた」
「やはり神子原もそうだったのですか」
「番組でもあったように全員が立ち去った」
「千坂地内でも広大な耕作地が
あるが、後継者がいないので、今後大きな問題が起きることが想定できる」
「固い信念を貫く人、要するに旗振り役となる人が必要です」と。

極めて短い時間でしたが、素晴らしい人と会話ができた貴重な体験となりました。
公民館活動の企画・運営に高野講師のスピリットを少しでも導入できればと思う講演会でした。
講演会の企画は林館長の人脈があって実現しました。ありがとうございました。