2015年9月8日火曜日

講演会「海外生活体験から見た日本」 千坂万年青学級で大反響!

千坂公民館生涯学習の一つである千坂万年青学級の講演会が、本日(9月8日)午前10時から講師に法光寺町々会長である奥出健三氏をお招きし、千坂公民館2Fホールにおいて開催されました。
聴講者は万年青学級生のほか、一般の方数名が今回特に聴講したいと願い出られ、80数名の皆さんが奥出氏の講演に耳を傾けました。
演題は講師の海外勤務21年(アメリカ16年、中国5年)の体験をベースに、「海外生活体験から見た日本」と題して講演されました。
冒頭は世界地図の違いから
先ずホワイトボードに2枚の世界地図が張られ、海外では左側端にアメリカ大陸、右側端に日本がある地図が一般的なのだと強調されました。従って、日本は極東、中東は中近東と呼称される所以から説明されました。
身を乗り出して聴講した
あらかじめレジメが配付され、日本、アメリカ、中国の地勢についてや、政治にかかる日本とアメリカの違い、戸籍、住民票、運転免許証に関する違い、年金、医療、交通、家、労働の違いなどについて実に明快に説明が行なわれました。
アメリカは人もでかい、茄子もでかい、松かさもでかい・・・と
紙バックからある物を取り出され、「これ、何かわかりますか」と聴講者に質問されました。
それは見たこともない超特大の松かさでした。アメリカは何でもがでかい・・・・と。
90分の講演時間があっという間に過ぎてしまいました。
質問時間が設けられ、「今日は大変有意義な講演を聞くことができたが①海外で生活するのに最も大切なこと ②アメリカに新幹線があるか ③家を持つ方法等について等」の5つの質問があり、丁寧に答えられました。

また、「中国では尖閣諸島国有化で日本の企業が襲撃された時、身の危険や恐怖感があったかどうか、また、中国の国民は大多数が反日なのかどうか」という質問では、「勃発した時は恐怖感があった。が、国民の大多数はそんなことはない。官製反日の色合いが濃い」と答えられました。
アメリカでは住民票はないとか、会社、病院は朝6時に始まり午後2時に終わるとか、聞くことが全て驚きの連続でした。
アメリカ滞在16年、その年金を受給しているが、物価スライドで受給額が上昇している。日本の年金は減額され通し。アメリカのハイウエーは極一部を除いて無料・・・という言葉が耳に残っています。
今年の3月、奥出町会長に講師をお願いしたところ今回の講演を快く引き受けていただきました。厚くお礼を申し上げます。
講演後、高畠学級長から「大好評だった。来年に2部として再度お願いしたい」と。