2015年12月12日土曜日

「皆のために、楽しい地域社会をつくりましょう!」人権ネットワーク学習講演会

昨日(12月11日)午後7時から森本公民館において、標記の講演会が開催されました。
聴講者は金沢市城北ブロック公民館連絡協議会における12公民館の役職員50名。
千坂公民館から館長、副館長、文化部長、視聴覚広報部長、主事の5名が出席しました。
講師はオーストラリア出身のクリス・ジェームソン氏。平成26年来日、32歳。
来日前は母国で公務員、住まいは金沢市笠舞、日本人と結婚されており現在は英語講師、翻訳を生業としておられるとのこと。
森本公民館的場館長の開会あいさつ

講演はプロジェクタにより行われた

私は日本の「人、自然、食べ物」が大好きです・・・・・・と
講演内容
〇一から、スタートしましょう!
〇日本語と英語について
〇文化や習慣の違い
〇間違った思い込み
〇日本の驚いたこと
〇初めて会うときの秘訣

短期間にも関わらず日本語で講演されるまでに至った講師に敬服。
そして強調されたことは、「外国人」と呼ばれることだと。
講師にとっては差別語と捉えておられるのでしょう。みんな同じ人間として心を通わすべきと感じておられるのだと解釈しました。
この講演を聞くまでは、何の疑念もなく日本人以外は外国人と決めつけていましたが、その呼称は心の垣根が高いのだと受け止められていることを知りました。
新幹線開業後、金沢に訪れる海外からの観光客が激増しています。そんな人たちに気軽に声をかけてほしいと強調されました。
国際都市金沢に向かって意識改革する必要性を痛感した講演会でした。