2016年1月11日月曜日

厳かに文部科学大臣が臨席の千坂校下成人式で89名が祝福さる(その1)

平成27年度千坂校下成人式は、1月10日午後1時から金沢市文化ホール2F大集会室において開催されました。
開式直前の新成人のみなさん
新成人は男性49名、女性51名の100名。このうち出席された方は89名。
午後1時に開式された式典は、菊沢副館長による開会のことばに続いて、式典運営は新成人代表による司会者岡部宏亮君(疋田町会)、吉本杏奈さん(荒屋団地町会)が自己紹介の後、式が進行されました。
式典及び恩師を囲む懇親会でご尽力された10名の皆さん
君が代斉唱に続いて金沢市民憲章斉唱に進み、前段を高田侑季さん(百坂町会)が朗読、後段を参加者全員で唱和。
続いて、司会者から新成人を町会別に一人一人名前を呼び、起立して全員が紹介されました。
次に千坂公民館長の式辞と進んだ。

                  平成27年度千坂校下成人式 式 辞

 本日、成人式を迎えられた皆さん、おめでとうございます。千坂校下の地域を代表して、心からお慶び申し上げます。本日は89人の多くの新成人の方の参加があり嬉しく思います。また、昨年、文部科学大臣に就任された地元ご出身の馳浩衆議院議員をはじめ千坂小学校、北鳴中学校の恩師の先生方を含め、多くのご来賓の皆々様のご臨席を賜り、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
 本日ここにお集まりの新成人の皆さんには、朝早くから成人式出席のためにさぞ準備に大変だったと思います。現在の心境はいかがでしょうか。大人の仲間入りをするという決意を持った方、旧友との再会が楽しみといった方もおられることでしょう。二十歳となれば大人として社会に認められ、法律用語でいう「能力者」となられました。選挙権をはじめとする貴重な権利を得ると同時に、社会に対して多くの責任や義務が生じます。
 皆さんは千坂校下という地域社会で成長されました。千坂校下には豊かな自然と千田遺跡、ヤシキダ遺跡などから弥生・古墳時代の埋蔵文化財が出土している通り、千坂には長久の歴史と悠久の文化が息づいています。このかけがえのない風土の中で皆さんは生まれ成長されました。
誕生された日から本日の成人式を迎えられるに至った過程では、ご家族の暖かい心と地域の支えがあったことを思い起こしてください。人は決して一人では生きて行けません。どうか今日まで大
きく成長される道のりにおいて、助けてもらった家族や先輩や先生、地域の皆さんに心から感謝の気持ちを表して下さい。
 千坂校下では人と人の結びつきを強くして安心と安全、豊かなまちづくりに取り組んでいるところです。地域づくりは絆づくりからと言われます。昨年、千坂校下町会連合会は創立五〇周年の祝賀会を開催しました。昨日よりも今日、今日よりも明日と、より住みよい地域づくりを目指して弛まぬ努力をされた先人を称え、私たちも先人に劣らない地域づくりに努力することを誓いあいました。
これからは皆さんの若いパワーが必要です。今後は住みよい地域づくりに是非とも力をお貸しください。
 最後に、立派に成長されたことに対する感謝と、地域づくりの御支援とご協力、この二つのお願いを申し上げると共に、皆さんの歩まれる人生が輝かしいものとなりますよう期待して止みません。

 平成28年1月10日

                               金沢市千坂公民館 館長 中屋保雄
式辞に続いて、馳浩文部科学大臣から祝辞が述べられました。
馳大臣Facebookより
多忙なスケジュールのため、予定では欠席のご連絡でしたが2,3、日前に大臣の強い意志で時間調整されて出席の連絡が入った経緯があります。千坂校下の新成人は文部科学大臣から祝辞を賜る幸運に恵まれました。
次に、金沢市長、千坂公民館長からそれぞれ記念品の贈呈があり、新成人を代表して小田日和さん(横枕町会)、坂汐里さん(金市団地町会)が記念品を受け取られました。
次に来賓の祝辞を金沢市長に続いて、千坂校下町会連合会西田稔会長が述べられました。
その後、来賓の県議、市議の皆さんが紹介され、誓いの言葉等を新成人を代表して次の通り述べられました。
「誓いのことば」弥村達弥君(柳橋町会)
「明るい選挙推進の決議」鳩山尚道君(法光寺町会)
「交通安全宣言」横野拓也君(横枕町会)
以上をもって式典が滞りなく終了しました。
式典開始前の受付状況
馳文部科学大臣と記念写真の「お母さん」の皆さん
記念写真撮影準備のため待機中の皆さん
恩師との懇親会の模様については(その2)として紹介します。なお、記念写真、式典の模様などについては千坂公民館ホームページでご紹介します。